不犯
ふぼん
名詞
標準
strict observance of the commandment that all priests should be celibate
文例 · 用例
誠心は隠すところなく八房に与へたり、而して不穢不犯、玲瓏たるチヤスチチイの処女、禍福の外に卓立し、運命の鉄柵を物ともせざるは、実にこの馬琴の想児なり。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
わが曾て岳父御に誓ひし一生|不犯の男の貞操は、かくして、あとかたも無く破れ了んぬ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
ましてや対手は代役ながら、治外の権力ともいうべき俗人不犯の寺格を預かっている寺僧でした。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
院代玄長にかかる横道不埒のかくされたる悪業があるとすれば、五万石が百万石の寺格を楯にとって、俗人不犯詮議無用の強弁を奮おうと、傷が許さないのだ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
詮議禁制、俗人不犯の霊地を荒さば、そのままにはさしおきませぬぞッ」「またそれか、スリの女を手飼いに致す五万石の寺格がどこにあろうぞ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
これにても霊地荒しの、俗人不犯のと、まだ四の五の申すかッ」「そうか!
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
不犯は基督教の理想である。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
不犯が理想で、女房を貰って、子を生ませていたら、普通の堕落に輪を掛た堕落だ。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい修行の末、彼は不犯の誓いを立てて僧侶となった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その宗派では、僧侶の不犯が厳しく定められている。
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彼は生涯不犯の戒律を守り通し、多くの信者から尊敬を集めた。
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