目に留まる
めにとまる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to catch one's attention
文例 · 用例
併し別に目に留まるものがない。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
不断着だけれど、荒い縞の着物に飛白の羽織を着て、華美な帯を締めて、障子に掴まって斜に立った姿も何となく目に留まる。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
第一に目に留まるは白い布だ、白い布で中の品物を包んで有るのだ、先生は箱の中に手を入れて其の布を取り除き、布の下の品物を引き起した、何でも箱の中に柱が有って、蓋する時には其の柱を寝かせ、蓋を取れば引き起す事の出来る様に成って居るのだ。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
乞「へえー……河内屋さん……エーまア道理こそ、此砂張の建水がお目に留まるといふのは、余程お嗜好者とは存じましたが……貴方は河内屋さんでございましたか……思ひ掛けないことで……。
— 三遊亭円朝 『大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食』 青空文庫
私はやむをえないから、ここに先生の許諾を得て、「さようならごきげんよう」のほかに、私自身の言葉を蛇足ながらつけ加えて、先生の告別の辞が、先生の希望どおり、先生の薫陶を受けた多くの人々の目に留まるように取り計らうのである。
— 夏目漱石 『ケーベル先生の告別』 青空文庫
(万里を行くながい旅路に目に留まるものもなく、ただ春の草があれはてた野に満ちているのをみるのみである。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
目立たぬように、しかし執拗に、有利なあらゆる機会を見のがさず、女王のお目に留まるように仕向けられた。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
今迄氣が附かなかつたが袖口の少し切れてゐるのが目に留まる。
— 高濱虚子 『俳諧師』 青空文庫
作例 · 標準
通勤途中に見かける美しい花壇が、いつも私の目に留まる。
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展示会で、ひときわ斬新なデザインの作品が目に留まった。
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街を歩いていると、ふと目に留まるお店の看板に引き寄せられた。
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