飯を食う
めしをくう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to have a meal
文例 · 用例
この日は二科会を見てから日本橋辺へ出て昼飯を食うつもりで出掛けたのであったが、あの地震を体験し下谷の方から吹上げて来る土埃りの臭を嗅いで大火を予想し東照宮の石燈籠のあの象棋倒しを眼前に見ても、それでもまだ昼飯のプログラムは帳消しにならずそのままになっていた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
私は飯を食うためにこのような空想を中止しなければならないのであった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
それから、飯を食うと米の飯が妙に苦くて脂を嘗めるようであった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
飯を食う時のように大きい口をあいて云え。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
その時も、敷き流して脂垢にしみた蒲団から、這い出て飯を食うと、また、そこへ這いこんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
見廻わすと、桂のほかに四五名の労働者らしい男がいて、長い食卓に着いて、飯を食う者、酒を呑むもの、ことのほか静粛である。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
二人差向いで卓に倚るや「僕は三度三度ここで飯を食うのだ」と桂は平気でいって「君は何を食うか。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
口は飯を食うためのものだ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
作例 · 標準
「とりあえず『飯を食って』から考えよう」と、彼は暗い顔の友人を励ました。
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家族全員が揃って「飯を食う」時間は、一日のうちで最も大切なひとときだ。
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山登りの頂上で、絶景を眺めながら「飯を食う」のは格別の贅沢だ。
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標準
to make a living
作例 · 標準
彼は一本のペンだけで「飯を食って」いく覚悟で、会社を辞めて作家になった。
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「音楽で『飯を食う』のは簡単じゃない」と、厳しい現実を師匠に説かれた。
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どんなに苦しい状況でも、泥にまみれて「飯を食う」ための努力は怠らない。
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