縄を掛ける
なわをかける
表現動詞-一段
標準
to bind (a criminal) with rope
文例 · 用例
」 と、泥でまぶしそうに、口の端を拳でおさえて、「――そのさ、担ぎ出しますに、石の直肌に縄を掛けるで、藁なり蓆なりの、花ものの草木を雪囲いにしますだね、あの骨法でなくば悪かんべいと、お客様の前だけんど、わし一応はいうたれども、丸太棒めら。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
甲「何うじゃ、是にても尚陳ずるか、相違有るまい何うじゃ」 園「え、恐入りましてございます」 甲「縄打てえ」 と云うとトンと縁から下へ突落されると直にバラ/\と来て縄を掛ける。
— 三遊亭圓朝 『政談月の鏡』 青空文庫
黙って居りゃ宜いものを何んだって人もあろうに、銭形の親分なんか呼び出して、自分の首に縄を掛けるようなことをするんでしょう」「皆んな自惚だよ。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
構うことはねえ、一と当り当ってみるがいい」「縄を掛けるんですか、親分」「あわてちゃいけねえ、この家と掛り合いの人間で、最初に逢った男だ。
— 九百九十両 『銭形平次捕物控』 青空文庫
きみのおかげで、ぼくはうらみかさなる二十面相に、こんどこそ、ほんとうになわをかけることができた。
— 江戸川乱歩 『怪人二十面相』 青空文庫
作例 · 標準
役人が逃げようとする盗賊を組み伏せ、手際よく縄を掛ける。
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悪党に縄を掛ける瞬間、捕吏の顔には厳しい正義の光が宿っていた。
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捕らえた曲者に縄を掛けて、そのまま奉行所まで連行した。
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標準
to bind (something) with rope
作例 · 標準
輸送中に荷物が崩れないよう、大きな木箱にしっかりと縄を掛ける。
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庭師が冬の寒さから守るために、松の枝に雪吊りの縄を掛けていた。
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古新聞を束ねてリサイクルに出すため、十字に縄を掛けて結んだ。
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