来貴
らいたかし
名詞
標準
文例 · 用例
なぜならば詩の本質は主観であり、かつ元来貴族的のものである故に、西洋文明の精神が潮流するところでは、詩は必然に先導に立ち、文学の一切を越えて崇敬される。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
□芸術は由来貴族的なものである、それが純真であればあるほど深くなり高くなる、そこでは大衆よりも人間をまづ観る、社会性よりも人間性を重く考へる(といつて、勿論、社会から孤立した人間が存在するといふのではない、人間は社会的環境によつて規定せられるものではあるが――)。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
三十年来貴族院の闘将として藩閥政府と戦つて来られたのですもの。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
』といふ遺言を体して、父が三十年来貴族院で、藩閥政府と戦つて来たことなど、それは父にとつて重大な一生を支配する生活の刺戟だつたかも知れない。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
それ以来貴女を探していたのですよ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
三十年来貴族院の闘将として藩閥政府と戦って来られたのですもの。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
』という遺言を体して、父が三十年来貴族院で、藩閥政府と戦って来たことなど、それは父にとって重大な一生を支配する生活の刺戟だったかも知れない。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
貴族平民の両階級は、徳川氏の時代に入りし時大に乱れたり、徳川氏は三河武士を以て天下を制したるものなれば、従来の階級は概ね壊裂したり、加るに長年の乱世に人民の位地も大に前とは異なりて、従来貴族たりし者の落ちて平民の籍に投ぜし者、従来平民たりし者の登りて貴族の位地を占めし者、少数にてはあらざりしならむ。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫