馬鹿たれ
ばかたれ異読 バカタレ・バカたれ
名詞
標準
blithering idiot
文例 · 用例
」「人の足折って、知らん顔しちょるもんがよオ」「金を持っちょるけに、かなわんたい」「階下のおじさんな、馬鹿たれか?
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
壮六 馬鹿たれが、ホントにまあ……金吾 農民道場の衆たちにもよろしく言ってな。
— 三好十郎 『樹氷』 青空文庫
うん、ありがとう、あんた、もう酒の味もせんわな、と彦太郎は答えたが、急に気をとりなおしたように、馬鹿たれ共が、もうあんな奴等相手にしたって仕方がない、ああ、飲みなおそう、と冷たくなった盃をぐっと乾し、いっぱい、芸者にさした。
— 火野葦平 『糞尿譚』 青空文庫
家に帰って、このことを父に報告すると、善助は、「馬鹿たれが。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
角助の馬鹿たれ奴、バクチで、小倉監獄にかまうちょったけ、ええ厄介払いが出来たと思うとったのに、いつ出て来やがったのか、玉井さんにこげなことをしちょる。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
自分の狙うもんは知っちょるたい」「でも、このごろ、お父さんは、頭がのぼっとるから……」「馬鹿たれ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
「馬鹿たれ」 その声とともに、勝則の左頬に鳴った、平手打ちのはげしい音が、深夜の空気に、しいんと、谺した。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
おれは馬鹿たれで、やることなすこと、へまばっかりを一生涯つづけて来たが、またしても、哀れな女に大嘘をついてしもうた。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
「おい、この馬鹿たれ!何やってんだ!」
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彼はいつも失敗ばかりするから、皆に馬鹿たれと呼ばれている。
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親は子供が危険なことをしたとき、思わず「この馬鹿たれ!」と叱ってしまう。
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