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酩酊者

めいていしゃ
名詞
1
標準
drunkard
文例 · 用例
私達が、そんな遊びを繰り返してゐる間も絶え間なく小屋からは、酩酊者の合唱が響いてゐた。
牧野信一 心象風景 青空文庫
その時私は、その男が、とても真面目さうに眼を据ゑて稍ともすれば、芸術家としての立場として僕が云ふならばね――とか、結局僕はサンボリストなんで――などゝそれが酩酊者の耳にも酔を醒すかのやうなキンキンとした奇声で、鼻が、そいだやうに高く眼がぐるりと凹んでゐたことなどを微かに思ひ出した。
牧野信一 心象風景 青空文庫
つまり客が、酌女に対して愛嬌の笑ひをおくつたり、酩酊者らしい音声を発したり、乃至は掟の酒を呑み残したりした場合のために――。
牧野信一 天狗洞食客記 青空文庫
そして彼は、おそろしい酩酊者らしい声を張りあげて、「あひはせなんだかよ――たてやまおきでよ――」 と歌つた。
牧野信一 露路の友 青空文庫
甚しい酩酊者は、全く意識がなくなることがあります。
豊島与志雄 夢の図 青空文庫
「らしい」というのは、他人の云うところであって、酩酊者自身にとっては、無自覚な機械的な動きがあるのみで、そういう人造人間的な動きは、あってもないに等しいのです。
豊島与志雄 夢の図 青空文庫
酩酊者は、截断された強烈な世界に生きています。
豊島与志雄 夢の図 青空文庫
酩酊者自身も既に、見る者ではなくなり、見らるる者となります。
豊島与志雄 夢の図 青空文庫
作例 · 標準
夜道で酩酊者に絡まれて、怖かったんだ。
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酩酊者が路上で寝ているのは、危険だから通報した。
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彼の周りは、いつも酩酊者のような賑やかさだ。
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