寿福
じゅふく
名詞
標準
long life and happiness
文例 · 用例
三日、己亥、将軍家寿福寺に御参、仏事を修せしめ給ふ、是左衛門尉義盛以下の亡卒得脱の為と云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
入口の間には桑の鏡台をおいて、束髪の芳子(その当時の養女、もと新橋芸者の寿福――後に蒲田の映画女優となった川田芳子)が女番頭に帯をしめてもらって、帰り仕度をしているところであった。
— 長谷川時雨 『マダム貞奴』 青空文庫
殊に鵠と雁とは、寿福の楽土なる常世国の鳥として著れてゐた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
尊者は、寿福徳を具へた官位の高い人の意だと説明して居る。
— 折口信夫 『まれびとの歴史』 青空文庫
なんとなれば、一身一家の貧苦、病患、災害を除いて、富貴、財宝、寿福を得んとする一念にほかならざるものである。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
寿福とかまたは康寧とか。
— 柳宗悦 『工藝の道』 青空文庫
鎌倉に実朝忌あり美しき寿福寺はおくつきどころ実朝忌実朝忌|由井の浪音今も高し二月三日 句謡会。
— 高浜虚子 『五百五十句』 青空文庫
心ひまあれば柊花こぼす十一月三十日 寿福寺墓参。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫
作例 · 標準
新年の挨拶として、一家の寿福を祈る言葉が添えられた年賀状を送った。
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七福神の一人である福禄寿は、その名の通り、名声と富と寿福を授ける神とされる。
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お坊さんの講話を聞き、日々の小さな感謝の中にこそ真の寿福があると学んだ。
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