やんま
やんま
名詞
標準
prostitute
文例 · 用例
」と新太郎ちやんまで、つい自分の野良犬の地位を忘れて歎声を洩らした程であつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
その上に伏せてある捲物の柄杓に、やんまが一|疋止まって、羽を山形に垂れて動かずにいる。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
「新ちやんまた遊ばう。
— 牧野信一 『蚊』 青空文庫
柳の花のちりかかる樋のほとりのやんま釣り、ひとりつかれて水面に薄くあまゆるわがこころ。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
銀のやんま二人ある日はやうもなき銀のやんまも飛び去らず。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
君の歩みて去りしとき銀のやんまもまた去りぬ。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
銀のやんまのろくでなし。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
梅雨頃のおぼつかなげな、白い胡蝶、潮風に乗って彷徨う揚羽蝶、てんとう虫、兜虫、やがて油照りがつづくと、やんまの翅をこする音がきこえ、蜥蜴の砂を崩す姿がちらついた。
— 原民喜 『吾亦紅』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の吉原には、多くのやんまが客を待っていた。
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貧困ゆえにやんまとして身を売るしかなかった女性たちの悲しい物語がある。
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文学作品の中で、時代の闇に生きるやんまの姿が描かれている。
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