白兎
しろうさぎ
名詞
標準
white rabbit
文例 · 用例
白兎やモルモットらしいものが檻の中に動くのが見える。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
一群の鶏も、数匹の白兎も、ダリヤの根方で舌を出している赤犬に至るまで。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
自分が、ドアを細くあけて中をのぞいて見ますと、白兎の子でした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
社の格子が颯と開くと、白兎が一羽、太鼓を、抱くようにして、腹をゆすって笑いながら、撥音を低く、かすめて打った。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
少年仲間の久馬と云うのが、某日そのかんかん岩へ遊びに往って、天狗に投げられたと云って頭の怪我を見せて、「白兎が、早う返れ返れと云うてくれたと云うが、俺には見えざった」と、云ったのを覚えていたので、私はなるほど清導寺の谷は怖い処だと思った。
— 田中貢太郎 『鷲』 青空文庫
『古今注』に〈漢の建平元年山陽白兎を得、目赤くして朱のごとし〉とあれば、越後兎など雪中白くなるを指したのでなく尋常の兎の白子を瑞としたのだ。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『山海経』に、〈天馬|状白犬のごとくにして黒頭、肉翅能く飛ぶ〉とあり、堀田正俊の『※言録』に、朝鮮の天馬形犬のごとく毳白兎のごとしといえるは、馬の属らしくないが翼生えた馬の古図も支那にある。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
猟人「たしかこの辺へ逃込んだがなあ」(独語をしながら四辺を見廻す)少年(猟人の注意を自分の方へ向けるようにあせりながら)「おじさん兎の毛は白いんでしょう」猟人「ああ、その白兎、白兎」少年「耳が長いでしょう、おじさん」猟人「そうそう耳が長いね」猟人、銃を杖にして話し出す。
— 竹久夢二 『春』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは、動物園でふわふわの白兎に触れて大喜びだった。
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おとぎ話に出てくる白兎は、いつも急いでいる。
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彼女は、真っ白な毛並みと赤い目が特徴の白兎を飼っている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
白兎(はくと、しろうさぎ、しろさぎ) 白いウサギ 白色化したニホンノウサギ/ノウサギ 因幡の白兎 白ウサギ (不思議の国のアリス) 日本白色種 - カイウサギの品種 日本の地名 鳥取県鳥取市白兎(はくと)。因幡の白兎に由来し、白兎神社・白兎海岸もある。 山形県長井市白兎(しろうさぎ)。山形鉄道フラワー長井線の白兎駅がある。 この白兎地区には白兎中、白兎東、白兎西の字名があり、いずれも白兎の読みは「しろさぎ」である。 福島県福島市飯坂町茂庭白兎(しろうさぎ)。 列車愛称 日本国有鉄道が京都駅 - 米子駅間を山陰本線経由で運行していた準急列車・急行列車「白兎」(はくと)。 → 「きのさき (列車)」を参照。 智頭急行・JR西日本が京都駅 - 鳥取駅・倉吉駅間を智頭急行智頭線経由で運行する特別急行列車「スーパーはくと」・「はくと」。 人名 中国後漢時代末期の武将「眭固」の字
出典: 白兎 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0