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何事もなく

なにごともなく
副詞
1
標準
uneventfully
文例 · 用例
往来には何事もなく、退屈の道路が白っちゃけてた。
散文詩風な小説 猫町 青空文庫
富蔵は一旦気絶したが、川春の店の者が見つけて内へ連れ込んで、水や薬を飲ませると、すぐに息をふき返して、何事もなく済んでしまったのです。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
もしこれで何事もなく別れてしまったら、おそらく今頃は熊さんの事などはとうに忘れてしまったかもしれぬが、ただ一つの出来事のあったため熊さんの面影は今も目について残っている。
寺田寅彦 青空文庫
何事もなく通りすぎた、とたん、わんといって右の脚に喰いついたという。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
上諏訪に彼が下車した時まで、別に何事もなく、草にも樹にも成らず、酒のみと見えて、鼻の尖の赤いのが、其のまゝ柿の實にも成らないのを寧ろ怪む。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
第六回 星火榴彈難破船の信號――イヤ、流星の飛ぶのでせう――無稽な三個の船燈――海幽靈め――其眼が怪しい 荒浪高き印度洋に進航つてからも、一日、二日、三日、四日、と日は暮れ、夜は明けて、五日目までは何事もなく※去つたが、其六日目の夜とはなつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
朝日島を去つてから、三日は何事もなく※去つた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
「しかし、何事もなくッて可い塩梅だったのね。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
作例 · 標準
その日は一日中、何事もなく穏やかに過ぎていった。
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長旅だったが、何事もなく無事に目的地に到着した。
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彼は都会の喧騒から離れ、何事もなく静かに暮らしている。
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何事もなく(なにごともなく) — 幻辞.com