踏ん張る
ふんばる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to brace one's legs
文例 · 用例
コンクールを受けた連中はいずれもうやうやしく審査員に頭を下げ、そして両足をそろえて、つつましく弾くのだったが、寿子はつんとぎこちない頭の下げ方をして、そしていきなり股をひらいて、大きく踏ん張ると、身体を揺り動かしながら、弾き出すのだった。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
さすれば、第二の人がたとい忍び足で近づいていっても、突き落とすときには両脚を踏ん張るのが至当であります。
— 合作の六(終局) 『五階の窓』 青空文庫
強いとも強いとも、どんなにおれは強いんだと老婆はますます両足を踏ん張ると、腹もお臍もみな表わして人間がみたらそれこそおかしい態となりました。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
だけど袋が小さい上にトテモ丈夫に出来ているので、噛み付こうにも噛み付けないし、力一パイ足を踏ん張ると首の骨が折れそうになるし、その苦しさったらなかったわ。
— 夢野久作 『支那米の袋』 青空文庫
いやに神経を尖らせて注意深く周囲を眺めながら、多少足を踏ん張る如く力強く歩いている彼女は、大概子供を連れているか、あるいは近くの木の根や草むらに幼児を隠している。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
うんと踏ん張る幾世の金剛力に、岩は自然と擦り減って、引き懸けて行く足の裏を、安々と受ける段々もある。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
日本に流派は数あるが、足を前後に開かずに、左右へ踏ん張るというような、そんな構えのある筈がない。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
頭で綱引きと来るか」 自分も、竿を構えて、足を踏ん張る。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
作例 · 標準
強風に吹き飛ばされそうになりながらも、足を大きく広げて地面をしっかり踏ん張った。
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満員電車の急ブレーキで転ばないように、手すりに掴まって両足で必死に踏ん張る。
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重いバーベルを持ち上げる際、下半身でしっかり踏ん張らないと腰を痛めてしまう。
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標準
to hold out
作例 · 標準
あと少しで目標の売上に到達するので、今月はもう少しだけ皆で踏ん張ろう。
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テスト勉強で徹夜が続いているが、志望校に合格するために今は眠気を堪えて踏ん張るしかない。
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厳しい練習で何度も心が折れそうになったが、仲間の励ましもあって最後まで踏ん張ることができた。
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