労金
ろうきん
名詞
標準
workers' credit union
文例 · 用例
言うまでもなく非常に止められたが遂には、この場合無理もない、強て止めるのは却って気の毒と、三百円の慰労金で放免してくれた。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
其処で三百円という類稀なる慰労金まで支出したのは、升屋の老人などの発起に成ったのである。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
お前はおれを失うのを悲しんでか、それとも、ほかの理由でか、声をあげて泣きながら、おれにくれるべき約束の慰労金を三分の一に値切った。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
手紙には退職慰労金の受け取り方に関する注意が事々しい行書で書いてあるのだった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
小作官などは「この事件を無いことにしてくれれば、岸野さんからお前等に慰労金を出させてもいいんだが、――社会のためにも、その方がいいんだ」と云ったものだ。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
彼等は半ヶ月の間に貯へた労金の袋を景気よく鳴らしながら、ワアーといふ唸りを挙げて村里の酌婦茶屋へ突貫すると、飲み、歌ひ、踊り、激しい一夜の歓楽を貪り尽して、夜明けを待つて山へ引きあげるのであつたが、この夜は娘を持つた家々は堅く扉を閉して番犬の備へを忘れなかつた。
— ミツキイのジヨンニイ 『山男と男装の美女』 青空文庫
そのうちに、海底牢獄につながれていた囚人までが解放されたうえ、これにもやはりそれ相当の慰労金をさずけられ、甲板へさしてにこにこ顔で現れたのには、皆をさらにおどろかせたり、よろこばしたりなどした。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
僕にその労金をくれられないものかね。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
作例 · 標準
彼はマイホームを購入するために、地元の労金で住宅ローンを組んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
労金は、働く人たちのための非営利の金融機関だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
娘の進学費用が必要になり、付き合いのある労金に教育ローンを申し込むことにした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro