下宿料
げしゅくりょう
名詞
標準
board-and-room charge
文例 · 用例
」千代子はその向ふ意氣の強い調子が變つたやうになつて、「あなたは、全體、二三ヶ月の下宿料は持つて來たの?
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
「もう二三回おもちやにした後は、うちの下宿料をふいにしてやつて、追ツ拂つてしまはうか?
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
そのため赤井は寮費を滞納して、寄宿舎を追い出され、鹿ヶ谷の下宿へ移ったが、下宿料が後払いだったのに油断して、家から送って来た金を全部その女に注ぎ込んでしまった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
……そうでしょう、下宿料が月の九つ以上も滞った処だから、みじめな女郎買じゃないけれども、油さしも来やしない。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
矢野は女を呼んで下宿料の前払いを渡し、「自分はからだが弱いから、時にわがままなことをいうかも知れない。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
▲親から貰う学費で下宿料を払ってる時代はノンキに人形町の夜の景色を歌っていられるが、扨て職業となると文士生活は門外で見るほど気楽じゃ無い。
— 内田魯庵 『駆逐されんとする文人』 青空文庫
「この家にいて、時々かくれんぼの相手をしているのも、下宿料がいらなくてよい。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
先ず普通八九十円以下五六十円以上の為替生活者が大多数で、下宿料が三四十円位、汚い間借りで十円から十五円どころであろう。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
作例 · 標準
今月の下宿料を支払うのを忘れていた。
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彼のアルバイト代は、ほとんど下宿料に消えてしまう。
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食事付きの下宿料は、少し高めだ。
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