絃妓
げんぎ
名詞
標準
geisha
文例 · 用例
こはかかる有様を見せしめなば妾の所感|如何あらんとて、磯山が好奇にも特に妾を呼びしなりしに、妾の怒り思いの外なりしかば、同志はいうも更なり、絃妓らまでも、衷心大いに愧ずる所あり、一座|白け渡りて、そこそこ宴を終りしとぞ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
六 遣る瀬なき思い 右の如き、窮厄におりながら、いわゆる喉元過ぎて、熱さを忘るるの慣い、憂たてや血気の壮士は言うも更なり、重井、葉石、新井、稲垣の諸氏までも、この艱難を余所にして金が調えりといいては青楼に登り絃妓を擁しぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
絃妓も来り、舞子も来りて、一家狂するばかりなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
ここにおいてさらに絃妓を求む。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
社会に貧者ありその子女をもって絃妓となす。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
ゆえにすなわち絃妓といえる者社会に出ずるあり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
各酒肴ヲ弁ジ、且ツ絃妓ヲ蓄フ。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
銀座街ノカツフヱー皆妙齢ノ婢ヲ蓄ヘ粉粧ヲ凝シテ客ノ酔ヲ侑ケシムルコト宛然絃妓ノ酒間ヲ斡旋スルト異ラズ。
— 永井荷風 『申訳』 青空文庫
作例 · 標準
宴席に呼ばれた絃妓たちが、見事な三味線の音色に合わせて舞を披露した。
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かつての花街には、芸に秀でた多くの絃妓たちが華やかさを添えていた。
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「あの絃妓さんは、三味線だけでなく唄も一流だと評判だよ」
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