躍気
躍気
名詞
標準
文例 · 用例
妻女は益々躍気となって体を揺った。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
「俺をこんな不愉快な目に遇はせて…………」と、俺は躍気となつて妻と姉を呪つた。
— 平出修 『公判』 青空文庫
婆さんも躍気になって、「旦那様、もし。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 牝鶏は躍気になってそう言うのでした。
— DEN GRIMME AELING 『醜い家鴨の子』 青空文庫
躍気になったスティヴンスンの奔走も無駄になった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
ははははは」 むぞうさに言い消されて、婆は躍気となった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
五 瑠璃子夫人が、新来の信一郎、殊に文学などの分りさうもない会社員の信一郎の言葉に、賛成したのを見ると、今度は三宅と小山男爵との二人が、躍気になつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
五 瑠璃子夫人が、新来の信一郎、殊に文学などの分りそうもない会社員の信一郎の言葉に、賛成したのを見ると、今度は三宅と小山|男爵との二人が、躍気になった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫