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御多忙

ごたぼう
名詞
1
標準
文例 · 用例
此の際、本県出身の芸術方面に関係ある皆様にお集り願って、一夜ゆっくり東京のこと、郷里の津軽、南部のことなどお話ねがいたいと存じますので御多忙中ご迷惑でしょうが是非御出席、云々という優しい招待の言葉が、その往復葉書に印刷されて在り、日時と場所とが指定されていた。
太宰治 善蔵を思う 青空文庫
さて今回本紙に左の題材にて貴下の御寄稿をお願い致したく御多忙中恐縮ながら左記条項お含みの上|何卒御承引のほどお願い申上げます。
太宰治 虚構の春 青空文庫
御多忙中を大変恐縮に存じますが、本紙新年号文芸面のために左の玉稿たまわりたく、よろしくお願いいたします。
太宰治 虚構の春 青空文庫
祈祷をおさせになることで御多忙でもあった。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
「貴方――もし御多忙しいようでしたらここから帰って用を達して下さい。
島崎藤村 家(上巻) 青空文庫
勉は三吉の蒼ざめた顔を眺めて、「しかし、小泉さんも御多忙しいでしょう」「ええ、ええ、多忙しい人です」と母は引取って、やがて三吉の方を見て、「父さん――貴方は御仕事の方を成すって下さい。
島崎藤村 家(下巻) 青空文庫
さて、「日本資本主義発達史講座」の件に関し、昨日編輯会議を開き、先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌して大体のことを決定|仕り候間諸種の点に関し御懇談仕りたく、御多忙中恐縮に存じ候得共、御序の節にでも御来駕を煩わし得れば幸甚に御座候処御都合如何に御座候也。
一九三一年八月十七日 岩波茂雄宛書簡 青空文庫
もっとも問題は主として編輯及び出版の技術に関することと存じ候間御都合にて御多忙中|態々御足労煩わさずとも、永田氏を煩わし下されば事足りることとも存じ候。
一九三一年八月十七日 岩波茂雄宛書簡 青空文庫