滅度
めつど
名詞
標準
extinguishing illusion and passing over to Nirvana
文例 · 用例
「……我常住於此 以諸神通力 令顛倒衆生 雖近而不見 衆見我滅度 広供養舎利 咸皆懐恋慕 而生渇仰心……」 白髪に尊き燈火の星、観音、そこにおはします。
— 泉鏡花 『第二菎蒻本』 青空文庫
「大集月蔵経にのたまはく、仏滅度ののちの第一の五百年には、わがもろもろの弟子、慧を学すること堅固なることをえん。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
『首楞厳経』にいう、「わが滅度ののち、末法のなかに、この魔民おほからん、この鬼神おほからん、この妖邪おほからん。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
九 滅度 身延山の寒気は、佐渡の荒涼の生活で損われていた彼の健康をさらに傷つけた。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
十月八日病|革まるや、日昭、日朗以下六老僧をきめて懇ろに滅後の弘経を遺嘱し、同じく十八日朝日蓮自ら法華経を読誦し、長老日昭臨滅度時の鐘を撞けば、帰依の大衆これに和して、寿量品の所に至って、寂然として、この偉大なたましいは、彼が一生待ち望んでいた仏陀の霊山に帰還した。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
作例 · 標準
高僧は静かに滅度の時を迎え、大勢の弟子たちに看取られながら極楽浄土へと旅立った。
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あらゆる煩悩から完全に解き放たれ、ついに滅度の境地に達したという伝説が残っている。
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春の彼岸の中日に、一族の先祖の滅度を偲んで丁重に供養の儀式を執り行う。
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