波貝
なみがい異読 ナミガイ
名詞
標準
Japanese geoduck (Panopea japonica)
文例 · 用例
往路は中街道を普天間から荻堂貝塚を訪ね、中城々址を見、伊波貝塚を經て名護に出る豫定であつたが、伊東博士の『木片集』には、先生が凄しい暴風雨に出會つて、中城の城の麓まで行きながら、遂に城址には登られずして引返された恐ろしい經驗が記されてゐる。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫
一五 伊波貝塚から名護へ 喜捨場から北進して、氣持のよい田舍道を二時間足らずで伊波へ着いた。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫
伊波貝塚を一瞥した私達は、恩納村の邊で西海岸の縣道に出で、こん度は美しい海岸の或はアダンの防風林、或は面白い岩礁などを送迎しながら、遂に名護の町に著いたのは午後四時近い頃であつた。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫
日ごろの身だしなみがいいために、あんな非常時に出会っても取りみだした様子を見せないところは、さすが侍の妻女だなあと思ってな、つい今まで感服していたんだが、考えてみりゃ、ちっとおさまりすぎているぜ。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
――」「…………」 暫く黙って長火鉢に拭布をかけながら、やがてなみがいいことを思いついたというように云った。
— 宮本百合子 『縫子』 青空文庫
とても、身だしなみがいゝんだ、という話で、私みたいのボロ洋服、頭髪ボウボウは共産党にもしてくれない。
— 坂口安吾 『反スタイルの記』 青空文庫
福々とした、おとなしやかな顔だちで、身だしなみがいい。
— 久生十蘭 『虹の橋』 青空文庫
たしなみがいいでしょう?
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
市場の鮮魚コーナーで、立派なナミガイが刺身用として並んでいた。
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「このナミガイ、見た目は少し変わってるけど、コリコリして甘みがあるね」
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ナミガイは「白みる」とも呼ばれ、高級食材として寿司屋で重宝される。
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