顔を赤らめる
かおをあからめる
表現動詞-一段
標準
to blush
文例 · 用例
だが、この婦人は、顔を赤らめるどころか、いたって平気でフルハタの前に立った。
— 海野十三 『千年後の世界』 青空文庫
山々の銀と紺青が笑むと、ぶなの黄金色は快く笑いかえしてその間の桜のうす紅の花は恥かしがって顔を赤らめる。
— 宮本百合子 『旅へ出て』 青空文庫
顔を赤らめるということも人間としてそんなに恥ずべき道徳的欠点や、間違いに対してではないのですから、我々はもつと率直に笑い、そして笑われることを、それほど恐れないというような習慣をつける必要があると思います。
— 岸田國士 『笑について』 青空文庫
彼は妻君と別居して自炊してをり、女房のゐない方が清々とえゝですわと言つてゐたが、もう五十ぐらゐ、鼻ヒゲなど生やしてゐるくせに何かといふと顔を赤らめるやうな小心な善人で、根気のつゞかない気分屋であつた。
— 坂口安吾 『ヒンセザレバドンス』 青空文庫
女中の一寸した冗談口にも、蒼白い顔を赤らめることがあった。
— 豊島与志雄 『操守』 青空文庫
だが今では、おずおずと男の方を見て、顔を赤らめるだけだった。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
マルソオは、それに、第一、なぜともわからず、不意に顔を赤らめるという魅惑的な手段をもっていて、それでまた、彼は、少女のように誰かれから好かれるわけなのだ。
— POIL DE CAROTTE 『にんじん』 青空文庫
とよもうっかりせんといてな」「ほんなもん、わたしら、大丈夫どす」 が、とよは何故か顔を赤らめる。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
作例 · 標準
突然、クラスメイトから「きれいだね」と褒められ、彼女は思わず顔を赤らめた。
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予想外の質問をされて、彼は少し戸惑い、顔を赤らめた。
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「え、私が代表で?ありがとうございます!」と、少女は照れて顔を赤らめた。
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彼のまっすぐな視線と優しい言葉に、彼女の頬はみるみるうちに赤らんでいった。
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