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昼なお暗い

ひるなおくらい
表現形容詞
1
標準
dark even in the daytime
文例 · 用例
昼なお暗い、アトリエといった趣の彼の仕事場に集まると、鮮やかなカラーのグラフィックスを組み込んだ、縦組み、アンチエイリアス表示の頁がモニターに浮かんでいました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
殊にその木像が甚だ獰悪である上に、周囲には古木うっそうとして昼なお暗いほどであるので、夜は勿論、白昼でもここに入るものは毛髪おのずから立つという物凄い場所であった。
続夷堅志・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
カフェラテのカップが小さな泡を吐く昼なお暗いコードの実験室で、彼は細い息を吐きながらキーボードをいじくっている。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
なぜならこの擂鉢を乗り超えて次の谿谷に差しかかるとそこは正しく昼なお暗い森林地帯で、この森深く逃げ込めば大概の悪人は追手の眼をくらませることが出来るという難所である。
牧野信一 ゼーロン 青空文庫
たとえば、海抜千メートル以上のアンデス山脈をこえ、昼なお暗い深林を通り、パタゴニアの荒漠たる草原を横断せねばならない。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
しかし左右には喬木灌木が、昼なお暗いまでに茂っていた。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
大きな城が九十九年も少しの手入れもすることなく、棄て置かれては、荒れに荒れて昼なお暗い叢林や身丈を隠す草原ができて、相馬の古御所を彷彿させるに充分であったのであろう。
佐藤垢石 老狸伝 青空文庫
雲雀より上に休らう峠かな 木曽の五木と称されている、杜松や扁柏や金松や、花柏や、そうして羅漢松などが、鬱々蒼々と繁ってい、昼なお暗いところもあれば、カラッと開けて急に眼の下へ、耕地が見えるというような、そういう明るいところもあった。
国枝史郎 剣侠 青空文庫
作例 · 標準
その深い森は、昼なお暗い密林で、一歩足を踏み入れると方向感覚を失う。
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古い屋敷の廊下は、窓が少なくて昼なお暗い独特の雰囲気が漂っている。
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高いビルに囲まれた路地裏は、昼なお暗く冷たい風が吹き抜けていた。
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昼なお暗い(ひるなおくらい) — 幻辞.com