低能者
ていのうしゃ
名詞
標準
imbecile
文例 · 用例
このいわゆる数学的低能者についてアインシュタインは次のような事を云っている。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
「今年は何台卵を孵えすんだね」「知らねえ」 母がさすがに気をかねて、「知らねえはずはあるめえさ」 と口添えすると、純次は低能者に特有な殺気立った眼を母の額の辺に向けて、「知らねえよ」 と言いながら持ち合わせた箸で食卓を二度たたいた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
純次はどうせ辻褄の合わないことをいう低能者ではあった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「もし哲学者なり芸術家なりが、過去に属する低能者なら、労働者の生活をしていない学者思想家もまた同様だ。
— 有島武郎 『宣言一つ』 青空文庫
私は低能者になっていた、――白痴になっていた。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
之レヲ途方モナキ一夫一婦制ニ對スル反逆ト考フルハ、恰モ政治的特權者ニ向ツテ叫バレタル政治ノ自由ヲ平等ナル國民間ニ脱線セシメテ、相犯サザル各自ノ自由ヲ蹂躙スルコトモ等シク政治ノ自由ナリト云フ低能者ノ昏迷ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
ところが日本では昔から法科万能で、実務上には学者を疎んじ読書人を軽侮し、議論をしたり文章を書いたり読書に親んだりするとさも働きのない低能者であるかのように軽蔑されあるいは敬遠される。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
それに弱者や低能者にはそれ相当の理窟と主張があって、それに耳を傾けていれば際限がないのであった。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
作例 · 標準
社会は、低能者に対しても支援の手を差し伸べるべきである。
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誤解や偏見から、知的な障害を持つ人々が低能者として扱われることがある。
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「昔は、低能者に対する差別がひどかったらしい。」
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