お勘定
おかんじょう
名詞
標準
bill (e.g. at a restaurant)
文例 · 用例
私は返事に窮して、お勘定をたのんだ。
— 太宰治 『容貌』 青空文庫
あの頃は共に大學生であつたが、私が本郷のおそばやなどでお酒を飮んで、お勘定のはうが心許なく思はれて來ると、津村のところへ電話をかけた。
— 太宰治 『郷愁』 青空文庫
」 べつにいいところでも無いけれど、そこだったら、まえにもしばしば行っているのだから、私がこんな異様な風態をしていても怪しまれる事は無いであろうし、少しはお勘定を足りなくしても、この次、という便利もあるし、それに女給もいない酒だけの店なのだから、身なりの顧慮も要らないだろうと思ったのである。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
仲居さんが差し出したお勘定書を見た途端、あの人は失敗たと叫んで、白い歯の間からぺろりと舌をだした。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
何という不作法な仲居さんだろうか、と私はぷいと横をむいたままでいたが、あ、お勘定が足りないのだとすぐ気がつきハンドバックから財布を出して、黙ってあの人の前へおしやり、ああ恥かしい、恥かしいと半分心のなかで泣きだしていた。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
それでやっとお勘定もお祝儀もすませることが出来たのだが、もしその時私がそうたくさん持ち合わせがなかったら、どんなことになっただろう。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
お勘定の心配をして、そう言うわけではないのです。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
お勘定をすまして出発する時も、その女中さんは、「行っていらっしゃい。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「bill (e.g. at a restaurant)」である。
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