幻辞.com

類縁

るいえん
名詞名詞-の形容詞
1
標準
affinity
文例 · 用例
雑誌リュテースを編輯してゐたレオ・トレズニカは、アムール・ジョーヌと『歎き』(ラフォルグの詩集)の作者との明らかな類縁に驚いて、コルビエールに肩を持ちながら両者を比較してラフォルグを荒だてたのであつた。
中原中也 トリスタン・コルビエールを紹介す 青空文庫
単にこの種の詩ばかりでなく、前に評釈した俳句の中にも、詩想上において西欧詩と類縁があり、明治の新体詩より遥かに近代的のものがあったのは、おそらく蕪村が万葉集を深く学んで、上古奈良朝時代の大陸的文化――それは唐を経てギリシアから伝来したものと言われてる――を、本質の精神上に捉えていたためであろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
僕の讀み方によるドストイェフスキイは、心理上でポオと共通し、思想上でニイチェ、ショーペンハウエルと類縁するところの作家であつたが、友人たちの見たドストイェフスキイは、やはり白樺派の人と同じく、人道主義的に見たそれであつた。
萩原朔太郎 初めてドストイェフスキイを讀んだ頃 青空文庫
新年になると着なれぬ硬直な羽織はかまを着せられて親類縁者を歴訪させられ、そして彼には全く意味の分らない祝詞の文句をくり返し暗誦させられた事も一つの原因であるらしい。
寺田寅彦 年賀状 青空文庫
庄屋や母親や親類縁者が、泣きの涙で供をする。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
弔礼のために、香川家を訪れたものが、うけつけの机も、四つばかり、応接に山をなす中から、其処へ通された親類縁者、それ/″\、又他方面の客は、大方別室であらう。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
そういう類縁関係をたどって行くと、はじめは全く似たところがないと思っていたものが、だんだんに少しずつ似たところを暴露して来るのである。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
僕もこのとしになるまで、まだ独身で毎日毎日をぶらりぶらり遊んですごしているゆえ、親類縁者たちから変人あつかいを受けていやしめられているのであるが、けれども僕の頭脳はあくまで常識的である。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
作例 · 標準
パンダはクマ科に属するが、アライグマとの類縁も指摘されている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
この二つの言語には、発音や文法構造に多くの類縁が見られる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は自分と似たような経験を持つその登場人物に、強い類縁を感じた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro