刷り立て
すりたて
名詞-の形容詞
標準
just off the press
文例 · 用例
お宅には坊ちやんがゐらつしやる筈ですが――」「――」「眞新しい竹刀があり、弓矢があり、隣りのお部屋には、近頃|刷り立ての青表紙や、机の上には――」「さすがは錢形の親分、――これは申上げたくないことですが、二十一になる彌三郎と申す伜があります。
— 江戸の夜光石 『錢形平次捕物控』 青空文庫
……はあれ喜がしや、うれしやな」 涙も水洟もいっしょくたにこすりたてながら、三十郎の手を取ろうとして慌てて乗り出したはずみに土間へころんと転げ落ち、そこへ坐っておばあさんと手を取り合ってしどろもどろに泣きだした。
— 久生十蘭 『生霊』 青空文庫
ところがまた一方、おめおめと三助の役目に服従していた米友は、いやだとも言わない、いやな面もしないで、この柔らかなお銀様の肌を、加減しいしい、生一本の力でこすりたてながら飽きたとも言わない。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
夜ごとの酒の脂肪を糠袋でこすりたてた露八の顔を見ると、顔に顔が映るといって、仲之町の芸妓たちが面白がった。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
作例 · 標準
「これ、刷り立ての号外です! ぜひ読んでください!」
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刷り立ての雑誌を開くと、まだ新しい紙とインクの香りがした。
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刷り立てホヤホヤの自費出版の詩集を友人に手渡した。
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