調律師
ちょうりつし
名詞
標準
piano tuner
文例 · 用例
調律師 種々な職業のうちでピアノの調律師などは、当人にはとにかく、はたから見て比較的きれいで品の悪くないものである。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
夏目先生の「草枕」の主人公である、あの画家のような心の目をもった調律師になって、旅から旅へと日本国じゅうを回って歩いたらおもしろかろうと考えてみた事もある。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
狂ったピアノのように狂っている世道人心を調律する偉大な調律師は現われてくれないものであろうか。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
物語に伝えられた最明寺時頼や講談に読まれる水戸黄門は、おそらく自分では一種の調律師のようなつもりで遍歴したものであったかもしれない。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
調律師の職業の一つの特徴として、それが尊い職業であるゆえんは、その仕事の上に少しの「我」を持ち出さない事である。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
音と音とは元来調和すべき自然の方則をもっている、調律師はただそれが調和するところまで手をかして導くに過ぎない。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
ほしいものはただ人間の心の調律師であると思う時もある。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
その調律師に似たものがあるとすればそれはいい詩人、いい音楽者、いい画家のようなものではないだろうか。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、熟練した調律師として多くのピアノに携わってきた。
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調律師の繊細な技術によって、楽器は本来の響きを取り戻す。
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ピアノの調律師になるためには、音楽理論と専門知識が必要だ。
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