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手入らず

ていらず
表現名詞-の形容詞
1
標準
requiring little trouble
文例 · 用例
もう一枝、河野の幹を栄さそうと、お前さんが頼みにしている、四番目の娘だがね、つい、この間、暑中休暇で、東京から帰って来た、手入らずの嬢さんは、医学士にけがされたぜ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
結構な水の出る古井戸や、深い杉木立や、凝ったお庭|造の遺跡が、山から参いります石筧の水と一所に附いておりますから御別荘に遊ばすなら手入らずなんで……」「高価いだろう」「それが滅法お安いんで……。
夢野久作 白くれない 青空文庫
馬場へ懸ると、早や日脚が摺って、一面に蔭った上、草も手入らずに生え揃うと、綺麗に敷くでござりましてな、成程、早咲の桔梗が、ちらほら。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
手入らずのお金かからずだとて、客をもてなすにも清子のお粥である。
矢田津世子 茶粥の記 青空文庫
他の一人は銀座の或ダンスホールでクラリネットを吹いている音楽師を恋人にしていたが、あとの三、四人は年も二十になるかならず、手入らずの生娘だかどうだか、それは分らないが、兎に角B劇団開演の当初、二、三ヶ月ばかりの間は、楽屋の噂になるような事はしていなかった。
永井荷風 心づくし 青空文庫
解語花ともたとえられる、手入らずの処女お滝、――言いようもなく可愛らしく清純で、岩太郎にうずくほどの食欲を感じさせる娘が、不思議に手をさし伸べる度毎に祟りをなして、好きものの岩太郎にとって、永久に禁厭であるらしい存在だったことです。
春宵 銭形平次捕物控 青空文庫
事実、この際、百両を手入らずに一日の一興に使ってしまえば、決して貧弱な費用とは言えないでしょう。
不破の関の巻 大菩薩峠 青空文庫
こうなってみると、ウスノロめが生命がけで苦心経営した食と住とのすべては、手入らずに白雲のものとなったのです。
恐山の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
この植物は手入らずで育つので、初心者にもおすすめだ。
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手入らずな庭は、忙しい人にとっては理想的だ。
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手入らずな家電製品は、故障が少なく長く使える。
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手入らず(ていらず) — 幻辞.com