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釣り花

つりばな
名詞
1
標準
文例 · 用例
氏郷の其の花生の形は普通に「舟」という竹の釣花生に似たものであるが、舟とは少し異ったところがあるので、今に其形を模した花生を舟とは云わずに、「油さし」とも「油筒」とも云うのは最初の因縁から起って来て居るのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
上から下げられてある桜の釣花の、紙細工の花弁が枝からもげて、時々舞台へ散ってくるのも、なかなか風情のある眺望であった。
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
畑に出て紅い実付の野茨一枝を剪って廊下の釣花瓶に活け、蕾付の白菜一株を採って、旅順の記念にもらった砲弾信管のカラを内筒にした竹の花立に插し、食堂の六畳に飾る。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫