終段
しゅうだん
名詞
標準
文例 · 用例
始終段々御世話難申尽候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
二 アメリカ大統領選挙の結果が発表され、トルーマンの当選が知らされたと時をおなじくして、東京の市ヶ谷では、極東軍事裁判の最終段階の法廷が再開された。
— 宮本百合子 『新しい潮』 青空文庫
この不幸な人間中のある者は、飢餓の最終段階に瀕していることが見出されたのである2)。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
そして我々が今入ったばかりの最終段階は予防知識の適用である。
— イェール大学で1913年に行った一連の講義 『近代医学の興隆』 青空文庫
この変化は何で、最終段階はいつ発生したのか?
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
最終段階がきたのはその年の十二月、不安げな職人たちが嫌々昔のギルマンの部屋を片付けた時で、そこからゴシップが始まった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
後に安政大獄と呼ばれた大疑獄が、まさに終段に入りつつある時だった。
— 山本周五郎 『城中の霜』 青空文庫
もっと分かりやすく言えば第一段は長さ二・七メートル、第二段は二・六メートル、最終段は底がぶ厚く、頭は中空円錐形で高さ二・三メートル、直径は二人が楽に入れる広さだ。
— The Island of Shadows 『幽霊島』 青空文庫