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荘的

しょうてき
名詞
1
標準
文例 · 用例
その地静閑にして、別荘的邸宅多きも、風景に乏し。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
銀座のキャバレーなんてのは白雲荘的な伏魔殿と密接なレンラクがあるのが当然なんだ。
坂口安吾 左近の怒り 青空文庫
○ やはりこの門番も老荘的隱士であろう。
下村湖人 現代訳論語 青空文庫
○ 門前を通りがかつた男は、やはり老荘的隱士であろう。
下村湖人 現代訳論語 青空文庫
荘的な変り者ではなかつたかとも想像されているが、たしかでない。
下村湖人 現代訳論語 青空文庫
」○ 長沮・桀溺==両者共老荘的隱者にちがいない。
下村湖人 現代訳論語 青空文庫
この瞬間には、大自然の活動がそのまゝ無意味にあらはれるのであるから、諸氏の云はれた如く、夢の樣で、幻の樣で、また陶然として醉つて居る樣で――これが、エメルソンの悲的樂觀や、ニーチエの所謂悲莊的自悦が、暗示して居る境域であらう。
岩野泡鳴 神秘的半獸主義 青空文庫
山水不感症の氏が、隱棲を山水の中に想ふなんて、私には本氣にうけとれなかつたが、晩年になるほど、東洋人通有の老莊的な人生觀が菊池氏の場合でもあの風貌に滋味を加へてゐたことは見のがせないし、實際、そんなことも、大映社長をやめた以後には、時には本氣で考へたのかもしれない。
吉川英治 折々の記 青空文庫