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適評

てきひょう
名詞
1
標準
apt criticism
文例 · 用例
秋草を日本趣味といふ意味での、おとなしい閑雅さから、伊香保を日本趣味といふのは適評である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
僕の一文から演繹された、川端康成氏の室生犀星論(朝日新聞)は適評だつた。
萩原朔太郎 悲しき決鬪 青空文庫
非凡なる凡人というが最も適評かと僕は思っている。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
此の情景を描いた甫菴は最後に、「群疑を静め、諸勢を慰め、浮やかにし給ひし才には中々信長公も及ぶまじきか」と批評して居るが、適評である。
菊池寛 小田原陣 青空文庫
山本権兵衛と見立てたのは必ずしも不適評ではない。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
この場合「何処の紳士かと思ったら」というのは、ほんとに適評だったので、皆はどっと笑いくずれました。
竹久夢二 大きな蝙蝠傘 青空文庫
「間口がひろくて、浅いところは我ながら成程適評だと思うね」「――でも、お父様は小皿じゃないわ。
宮本百合子 わが父 青空文庫
「そいつは適評だな。
芥川龍之介 青空文庫
作例 · 標準
その文芸評論家による新作への適評は、作者本人も納得せざるを得ない鋭いものだった。
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「核心を突く適評をいただき、大変光栄です」と監督は会見で答えた。
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ただ批判するのではなく、作品の長所と短所を的確に見抜いた適評こそが求められている。
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