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喇叭

らっぱ異読 ラッパ
名詞
1
標準
trumpet
文例 · 用例
街道を折れて、少し下り坂になる道をスタコラと歩いてゆくと、街道でしてゐた豆腐屋の喇叭の音は急に聞えなくなり、道の傍の、森の葉擦の音に私は淋しくなるのであつた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
あの時の楽隊の騒がしい喇叭のはやしはまだ耳に残っている。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
新発明の耳喇叭 スウェーデン政府の電話局で近頃発明された耳喇叭は交換手の耳にさし込んで通話をするためのものであるが、これはまた耳の遠い人のためにも重宝なものであるそうな。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
黄色い、歯糞のついた歯が、凋れた唇の間からのぞき、口臭が、喇叭状に拡がって、こっちの鼻にまで這入ってきた。
黒島傳治 青空文庫
おまけに先刻の手早き藝當が其效果を現はして來たので、自分は自分と腹が定まり、車窓から雲霧に埋れた山々を眺め『走れ走れ電車、』 圓太郎馬車のやうに喇叭を吹いて呉れると更に妙だと思つた。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
自分の注文通り、喇叭の聲で人車は小田原を出發た。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
七 自分は如何いふものかガタ馬車の喇叭が好きだ。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
作例 · 標準
信号喇叭の音が、夕暮れのグラウンドに練習の終わりを告げた。
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昔の豆腐屋は、ラッパを吹き鳴らしながらリアカーを引いて街を歩いていた。
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「パフッという抜けたような喇叭の音が、どこか懐かしく感じられるね」
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