素服
すふく
名詞
標準
white clothes
文例 · 用例
…… 細君の張氏より、然も、五つばかり年少き一少女、淡裝素服して婀娜たるものであつた。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
梅に住む羅浮の仙女も見たりしと君を人云ふ何事ならん 羅浮の仙女とは、隋の趙師雄の夢に現はれて共に酒を汲んだ淡粧素服の美人、梅花の精で、先生も若い時分には羅浮の仙女にも会はれたことだらうといふ話を人がして居るが何のことだらうととぼけた歌。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
冷やかな、木綿の素服が、その前へ、与えられる。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
窶れてこそいるが――素服こそ纒っているが、この二十日余りを、仮屋の牢獄に投げこまれたまま陽の目も見ずにいたので、頬の紅はやや青白く褪めているが――生れながらの美質はすこしも変らない。
— 吉川英治 『篝火の女』 青空文庫
吉宗は平服、それも例の素服、旗本たちは稽古着を下にのぞかせ、いずれも、的場の弓からこっちへ立ち寄った様子に察しられる。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
鼠無地の単衣に、編笠をかぶり、出て行く時は、大小を横たえてはいるが、袴もつけず、着流しの素服。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
・ふるつくふうふうわたしはなぐさまない(ナ)・ふるつくふうふうお月さんがのぼつた・ふるつくふうふとないてゐる (ふるつくはその鳴声をあらはすふくろうの方言)・照れば鳴いて曇れば鳴いて山羊がいつぴき・てふてふもつれつつ草から空へ(ナ) 四月廿二日 晴れたり曇つたり、また雨か。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
修行の身である僧侶は、飾り気のない素服を身に纏い、日々祈りを捧げている。
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昔の人は、ハレの日以外は質素な素服で過ごすのが一般的だった。
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清潔感のある白い素服は、汚れが目立ちやすいため丁寧な手入れが必要だ。
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標準
mourning dress
作例 · 標準
葬儀に参列するため、深い悲しみを表す黒い素服に着替えた。
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故人を偲ぶ席では、派手な装飾を避け、落ち着いた素服で参列するのがマナーだ。
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急な知らせを受けて、慌てて箪笥の奥から素服を取り出した。
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