と言うのに
というのに
表現
標準
even though
文例 · 用例
勝坊は頓着せずに、T「お稲荷さんで隠れん坊をしよう」 と言うのに三次、今日は駄目だよと振り切って去る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
それぎりでたれもなんとも言わない、心のうちでは「長くあるまい」と言うのに同意をしているのである。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
」 欣七郎は朝飯前の道がものういと言うのに、ちょいと軽い小競合があったあとで、参詣の間を一人待つ事になった。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
槙真三が、旅館兼料理屋の、この郊外の緑軒を志して、便宜で電車を下りた時は、真夏だと言うのに、もう四辺が寂寞していたのであった。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
……五月の中旬と言うのに、いや、どうも寒かった。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
」 と言うのに、――逆について船がぐいと廻りかけると、ざぶりと波が立った。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
「ええ、」と言うのに押被せて、「馬鹿々々しく安いではないか。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
いい女だからいいと言うのに、撞き飛ばすことはないじゃないか」「人をばかにするからさ」「ばかにするものか。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
何度も練習したと言うのに、本番では失敗してしまった。
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彼は忙しいと言うのに、いつも笑顔で手伝ってくれる。
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雨が降っていると言うのに、傘を持たずに外出してしまった。
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