ぺっと
ぺっと異読 ペッと
副詞
標準
ptoo (sound of spitting)
文例 · 用例
凍るものから、餌食を見出して来やがれ」 ぺっぺっぺっと唾を三度、庭に吐き去りかけたが、ふとそこに落ちている小石の一つを拾って手早く懐に納め、「ざまを見よ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
」とタネリが云いましたらおっかさんは太い縫糸を歯でぷつっと切ってそのきれはしをぺっと吐いて云いました。
— 宮沢賢治 『サガレンと八月』 青空文庫
これっぽっちか」 お加代はぺっと唾を吐いた途端に、「あ、これは豹吉の癖だったっけ」 と、にわかに豹吉のことを想い出した。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
自首する勇気もないのかと思われたくないからな」 豹吉はぺっと唾を吐くと、「――どうせ、雪子の救い出しに失敗して、ぶち込まれるにきまっているのだ」 と、ひそかに呟いた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
そういうことは、だいきらいだから」 こう言って、カタツムリは、つばを、ぺっとはきました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『かけっこ』 青空文庫
少い髪を櫛目を透かしてぺっとりと撫でつけている。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」 彼は、ちょっと唇を噛むようにして眼を※ったが、ぺっと道路に唾をした。
— 佐左木俊郎 『駈落』 青空文庫
――しかも、そのちょうど握り太のところには、ぺっとりと生血の手形がついているのです。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
「ぺっ、苦い!」と、小さな子供は薬を一口飲んだ途端にシンクに吐き出して泣き出した。
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スイカの種を口の中でまとめて、「ぺっ、ぺっ」と庭の隅に向かって勢いよく吐き出した。
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虫が口に入ってしまい、慌てて「ぺっ!」と吐き出して激しくうがいをした。
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