腰つき
こしつき
名詞
標準
gait
文例 · 用例
ようよう馬丁の爺さんが、うやうやしげな腰つきで、新らしいサル又を持ってはいった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」と袂を啣えて一い二ウ三い四ウ、都の手振なよやかに、柳の腰つきしなやかなるを、女の児は傍目も触らず、首傾けて恍惚れいる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
が、折からのたそがれに、瀬は白し、氣を籠めて、くる/\くる、カカカと音を調ぶる、瀧の下なる河鹿の聲に、歩を留めると、其處の釣人を、じろりと見遣つて、空しい渠の腰つきと、我が獲ものとを見較べながら、かたまけると云ふ笑方の、半面大ニヤリにニヤリとして、岩魚を一振、ひらめかして、また、すた/\。
— 泉鏡太郎 『雨ふり』 青空文庫
」と言いながら妙な腰つきで川底の砂利を踏みにじり、皆がその足元を見つめているすきを狙ってまたも自分の腹掛けから二文ばかり取り出して、「おや?
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
人足たちは皆一様に、妙な腰つきをして、川底の砂利を踏みにじった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
が、実は蛇ばかりか、蜥蜴でも百足でも、怯えそうな、据らない腰つきで、「大変だ、にょろにょろ居るかーい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
この時節にふさわしい淡紫の薄物の裳をきれいに結びつけた中将の腰つきが艶であった。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
あの供の奴等の腰つきをみい!
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
作例 · 標準
彼女のしなやかな腰つきは、ダンスの舞台でひときわ目を引いた。
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「あの独特の腰つきで歩く姿を見れば、遠くからでも彼だと分かる。」
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モデルのような美しい腰つきを手に入れるために、ヨガを始める。
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