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名詞
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標準
文例 · 用例
我は神となりたらん心地にてくすしくとうとくも覚ゆれど余りのすさまじさに得も留まらで復もと来し岩をじて登り来る。
伊藤左千夫 滝見の旅 青空文庫
高くもないけど道のない所をゆくのであるから、笹原を押分け樹の根につかまり、崖をずる。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
しかしその間に光明の閃耀次第に著しくして、徐々として進展の階段をずるのである。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
◯けだし吾人は信仰の絶頂にじ登り、希望の全光明にその身をひたすといえども、これだけで充分ではない。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
晩に、炊事場の仕事がすむと、上官に気づかれないように、一人ずつ、別々に、息を切らしながら、雪の丘をじ登った。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
そういう慾求を持って、彼は、雪の坂道をじ登った。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
塔にじ上らないでその高さを測り得たという事は子供心に嬉しかろう。
寺田寅彦 アインシュタインの教育観 青空文庫
そして谷底まで下りた人の多数はそのままに麓の平野を分けて行くだろうし、少数の人はそこからまた新しい上り坂に取りつきあるいはさらに失脚して再び上る見込のない深坑に落ちるのであろうが、そのような岐れ路がやはりほぼ四十余歳の厄年近辺に在るのではあるまいか。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫