猿麻桛
サルオガセ異読 さるおがせ
名詞
標準
old man's beard (any lichen of genus Usnea)
文例 · 用例
サルオガセの垂れる針葉樹の間からも、同じように起る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
根曲り竹も、楊の根も、樅の肌も、はた長くしな垂れるサルオガセも、その柔嫩の手に、一旦は、撫でられぬものはない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
枝には紗をかぶったように苔が垂れ下り、サルオガセが灰色のかたまりとなってし噛みついていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
サルオガセがぶら下ったり、山葡萄が絡んだり、其自身針葉樹林の小模型とも見らるゝ、緑、褐、紫、黄、さま/″\の蘚苔をふわりと纏うて居るのもある。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
頂上附近にはサルオガセをつけた栂や五葉松が多い。
— 木暮理太郎 『奥秩父』 青空文庫
近くには半ば葉の堕ちた巨木の枝が参差として「サルオガセ」が頼りなげにかかっている。
— 大下藤次郎 『白峰の麓』 青空文庫
サルオガセ 地衣類植物(Lichenes)に昔からサルオガセと呼ぶものがあって、書物に出ている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
すなわちそれはサルオガセ科(Usneaceae)の Usnea plicata Hoffm. var. annulata Muell. である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
作例 · 標準
森の中には、木々にサルオガセがぶら下がっていた。
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サルオガセは、その名の通り老人の髭のように見えるコケの一種だ。
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清流のそばの木々には、美しいサルオガセが群生している。
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