言葉咎め
ことばとがめ
名詞
標準
文例 · 用例
それにもかかわらず三尺の糸と云えば吾人の頭脳には一定の観念を与えるような気がして言葉咎めをされる虞は先ずない。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
イカモノ 女の何か書いたりする人っていうの大体イカモノ的な分子が多少ともあるんじゃないか 女房――結婚しないだっていいと思うんだ、イカモノとイカモノでね A、そして Yの言葉とがめなどちょいちょいしてうるさし Y、赧くなりかんしゃくを起し「いいじゃないか うるさい」怒る。
— 宮本百合子 『一九二七年八月より』 青空文庫
「乙や、逢ひたかつたよ」「姉や、よく來てくれたね」 抱き合ふ二人、言葉とがめをするのも忘れて、百枝はほゝ笑ましく眺めやるのでした。
— 迷子札 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「乙や、逢いたかったよ」「姉や、よく来てくれたね」 抱き合う二人、言葉とがめをするのも忘れて、百枝は微笑ましく眺めやるのでした。
— 迷子札 『銭形平次捕物控』 青空文庫