公爵夫人
こうしゃくふじん
名詞
標準
princess
文例 · 用例
) リルケが晩年、ラアガツのホテルで、この小時の作品の思ひ出をトゥルン・ウント・タクジス公爵夫人に語つた一夜のことが、夫人の囘想記には興深く敍せられてゐる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
『ごらんなさい、公爵夫人』とライネル・マリア・リルケは、開いた窓のはうへ私と一しよに近づきながら、言ひつづけました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
部屋は大理石像の一群に囲まれて、ロダンさんは秘書のマハセル・チレル公爵夫人と、何かお仕事をしていらっしゃいましたが、その公爵夫人が部屋からお去りになるとロダンさんは壮年のような若々しさを以て、妾の小さい肉体を、あの頑健な腕で抱えて、喜悦をお伝えになったのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
ドリアンは気も軽々とモンマウス公爵夫人の弟のジョフレイと並んで進んだ。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
「玉を懐いて罪あり」AMADEUS HOFFMANN 路易第十四世の寵愛が、メントノン公爵夫人の一身に萃まって世人の目を驚かした頃、宮中に出入をする年寄った女学士にマドレエヌ・ド・スキュデリイと云う人があった。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
見下ろす先には、くすんだ中間色のロンドン市街、私もホームズの肩越しに覗いてみると、向かいの舗道に大柄の女が、ふっくらした毛皮の襟巻きを首に廻して、鍔広の帽子に大きな曲線を描いた赤い羽根をつけ、それを艶なデヴォンシア公爵夫人流に、片耳隠しで斜にかぶって立っている。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
けれども紅木公爵も公爵夫人も、こんな悪い女が似せ紅矢となって、今眼の前に寝ていようとは夢にも知りませぬ。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
ですからその名前は申し上げられませぬ」「では貴方はその名をどうして御存じですか」 紅木公爵夫人がこう尋ねますと、青眼先生はグッと行き詰まりました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
作例 · 標準
公爵夫人が主催するチャリティー・バザーには、街中の紳士淑女が集まった。
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彼女の優雅な物腰は、まさに公爵夫人と呼ぶにふさわしい威厳に満ちていた。
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公爵夫人は亡き夫の遺志を継ぎ、貧しい子供たちのための学校を設立した。
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