そんじょ其処ら
そんじょそこら
表現副詞
標準
anywhere
文例 · 用例
余人は知らず、あの娘に関してはだね、そんじょそこらの桂庵より見る眼はもってるんです。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
これをそんじょそこらの大麦と思いなさんな。
— LITTLE TINY OR THUMBELINA 『おやゆび姫』 青空文庫
元来が裸一貫の力ずくでやる勝負の見物に、屋根も天井もいったものかは、青空を頭に戴いて小屋も土俵も場所場所に新しくものしてこそ、六根清浄、先祖の宿禰にも背かぬというもの、こうなっては行く行く相撲は江戸ッ児の見るものでなくなるかも知れないと、そんじょそこらの勇み肌が中ッ腹でいるそうな。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
そんじょそこらの通がりが江戸ッ児を真似て、聞いた風なことを召さると得てこうした失敗は免かれぬ。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
さるにても近頃の多摩川漁夫、或は密漁を企て、生洲飼いをなし、客を見て獲物の多寡を加減するなぞ、江戸ッ児には癪にさわることばかり、これでは折角の鮎が估券を堕しはせぬかと、そんじょそこらの兄哥がいい心配をしておる。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
そんじょそこらに幾らもあります。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
とはいえこれは、かもじ櫛を耳にはさみ、ラードで伸ばした臙脂のはいったブリキ缶を手にした、そんじょそこらの月並みの職人とはちがって、れっきとした見識を具えた男であり、まあ一口に言えば美術家なのであった。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
もしそれ、そんじょそこらの書家輩にこれを評さしむれば、広田さんも総理大臣になって忙しいせいだろう、惜しむらくはお手が下った、外務大臣時代の書こそ実に容易ならぬ旨さがあったものだというかも知れない。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
作例 · 標準
「あちこち探したんだけど、どこにもないよ」「そんじょ其処ら辺に転がってるかと思ったのに!」
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「この辺で美味しいラーメン屋さん、そんじょ其処ら辺にないかな?」
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「そんじょ其処ら辺の誰に聞いても、同じ答えしか返ってこないだろう。」
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標準
common
作例 · 標準
「この問題、そんじょ其処らでよくあることだよ。」
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「そんじょ其処らの店と変わらないと思っていたけど、予想外に美味しかった。」
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「そんじょ其処らの話じゃなくて、もっと具体的な証拠が欲しいんだ。」
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