喜ばす
よろこばす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to delight
文例 · 用例
単なる意志だけで為されたことは、為されたその時だけホンの瞬間熱病的に嬉しいかも知れなくても、なんの意義あることでもないし、人を喜ばすことでもない。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
その間にあつて、たゞ叫びの強烈な人、かの誠実に充ちた人だけが生命を喜ばす芸術を遺したのである。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
毎年の文展や院展を見に行ってもこういう自分のいわゆる外道的鑑賞眼を喜ばすものは極めて稀であった。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
僕は今日まで女を喜ばすべく半襟を買はなかつたが、若し彼の娘に此等の品を與たら如何に喜こぶだらうと思ふと、僕もうれしくつて堪らなかつた。
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
しかし、それは、明かに冗談でむしろ、内川を喜ばす一つの手段の如く見えた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「科学ファン」を喜ばすだけであって、ほんとうの科学者を培養するものとしては、どれだけの効果がはたしてその弊害を償いうるか問題である。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
残念ながらわが国の書店やデパート書籍部に並んでいるあの職人仕立ての児童用絵本などとは到底比較にも何もならないほど芸術味の豊富なデザインを示したものがいろいろあって、子供ばかりかむしろおとなの好事家を喜ばすに充分なものが多数にあった。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
彼は二年間の貯蓄の三分の二を平気で擲って、錦絵を買い、反物を買い、母や弟や、親戚の女子供を喜ばすべく、欣々然として新橋を立出った。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
作例 · 標準
誕生日にサプライズパーティーを開いて、彼女を喜ばそうと計画した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供たちの笑顔を見るのが、私にとって一番彼らを喜ばす方法です。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼のユーモアのセンスは、いつも周囲の人々を喜ばせています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash