猥談
わいだん
名詞
標準
indecent talk
文例 · 用例
彼は、自分を子供とあなどり、秋の夜のつれづれに、あたかも彼自身が取調べの主任でもあるかのように装い、自分から猥談めいた述懐を引き出そうという魂胆のようでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
」「猥談でもやりますか。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
倉や鶴井は、あの和尚は和尚らしくなくて、喧嘩と猥談にのみ長けた大生臭だ――と顰蹙するのであつたが、私には彼等自身の方が、寧ろそのまゝの言葉に適当する者と思はれた。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
『座談会も終つたからいゝが、実際こんなことは書いてもらつてはこまるがね―』 などと身をふるはすことで深刻さうな電気ナマヅ氏が話を切りだすと、それはそれは面白い魚達の内輪話が始まり、さて酒が廻つてくると、話に拍車をかけて女の話やら、猥談やらそれはそれは賑やかになつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
思索の時間も女に惚れる時間も、酒をのむ時間も、猥談をする時間もまた意義があり、新しい衝動へ移るには少くとも時間が必要であると、その弁解もよからう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
× 猥談と言つては、ちと軽すぎる。
— 田山録弥 『黒猫』 青空文庫
――然し、今度彼がその変った意識で以前のその仲間に話しかけると、不思議なことには、その同じ猥談組の仲間とは思われない答を持ってやってきた。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
二人がストーヴに寄つてゆくと、皆は巡査と一緒に猥談をやつてゐた。
— 小林多喜二 『一九二八年三月十五日』 青空文庫
作例 · 標準
彼は酒が入ると、決まって学生時代の自慢話と猥談を延々と繰り返すので、皆からうんざりされている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
修学旅行の夜、男子生徒たちは消灯後の部屋に集まって、枕を投げ合いながらこっそり猥談に花を咲かせた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その落語家は、決して下品にならない絶妙な語り口で、艶っぽい猥談を一つの見事な芸へと昇華させている。
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ウィキペディア
猥談(わいだん)とは、性に関する淫らな話を指す。
出典: 猥談 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0