威迫
いはく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
menace
文例 · 用例
死の如く静なる、冷やかなる、暗き、深き森林の中に坐して、此の如きの威迫を受けないものは誰も無からう。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
」と鬼のやうになつて、威迫したんでせう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
第十六講 ゾパル再び語る第二十章の研究◯ヨブは十九章において大なる啓示に接して光明全心に漲るに至り、今は友の上に優逸なる信仰の地歩を占むることとなりて、今までは友に撃たれつつありしに今は威迫を以て友に臨み得るに至った。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
さも無いとことに於いては、この破邪の杖が、ずうんと、飛んでゆくぞよ」 雪之丞は、怪しくも、この低い、地を這うような音声に威迫された。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
浪路失踪以来、何度か、母親と彼とを威迫すべく訪れた、横山五助だということは、次の刹那に、すぐに思い出せたのであろう。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
鎌倉幕府の要路者は日蓮への畏怖と、敬愛の情とをようやくに感じはじめたので、彼を威迫することをやめて、優遇によって懐柔しようと考えるようになった。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
どつちへ向いても手足を延ばす余地を持たず、資本と強権との鉄条網をめぐらされて、機関銃と爆撃飛行機とに威迫されて、最後の生命線まで逐ひつめられてゐる無産窮民――即ち土民の心情とは縁遠いものだ。
— 石川三四郎 『農本主義と土民思想』 青空文庫
威迫されるような光景に、吾れ知らず懐中の赤ン坊を抱きしめているのである。
— 徳永直 『冬枯れ』 青空文庫
作例 · 標準
暴力団による威迫行為は、決して許されるものではない。
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彼は、相手からの威迫にも屈せず、自分の信念を貫き通した。
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警察は、証人に対する威迫があったとして、慎重に捜査を進めている。
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