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用箋

ようせん
名詞
1
標準
stationery
文例 · 用例
松村は給仕に支配人の桑野を呼びにやつた後で、ちよつきのかくしから用箋に書いた書付を取出して、一通り読みかへして見た。
平出修 瘢痕 青空文庫
この娘は、自分がれいの運動の手伝いでへとへとになって帰り、ごはんも食べずに寝てしまってから、必ず用箋と万年筆を持って自分の部屋にやって来て、「ごめんなさい。
太宰治 人間失格 青空文庫
と、用箋に鉛筆で大きく書き、それから、浅草の堀木正雄の住所姓名を記して、こっそり、ヒラメの家を出ました。
太宰治 人間失格 青空文庫
僕は机の上の用箋に、「草田ノ家ヘ、カエリナサイ」と書いて静子さんに読ませた。
太宰治 水仙 青空文庫
歳暮の風呂敷包は元通り踏石の上にありながら、ヴヰラの扉には学園の用箋へ先生の太い万年筆の文字で、先生は、今年は少し早くスキーに出かけます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
用箋は薫物の香を沁ませた唐紙である。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
右の壁に寄せては、斜になつた卓の上に、インキ壺だの、ペンだの、硯箱だの、電報用紙や旅舎の名の入れてある用箋などの入れてある四角な竹細工の箱だの、小さな支那式の幅ツ広い算盤だのが置かれてあつて、その側に、私の手さげの鞄が風呂敷包と一緒にさびしく調和せずに置かれてあるのを私は目にした。
田山録弥 北京の一夜 青空文庫
おまけに、何よりも困ったことには手紙の用箋に役所の用箋をつかったことだ。
平林初之輔 山吹町の殺人 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、いつも美しい花柄の用箋でお手紙を書いていた。
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公式の文書には、会社のロゴが入った用箋を使用する。
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上質な用箋に万年筆で文字を綴るのは、至福のひとときだ。
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