ぽかり
ぽかり
副詞副詞-と
標準
with a whack
文例 · 用例
それがまた喧嘩のはじまりで、気の早い富蔵は相手の横っ面をぽかりとなぐりつけると、藤吉はかっとなって富蔵の胸倉を引っ掴むと、そのはずみに喉を強く絞めたとみえて、富蔵はそのままぱったり倒れてしまったので、藤吉はびっくりして逃げ出した。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
」裁判長なる判事は夢から醒めたやうにぽかりと目をひらいた。
— 平出修 『公判』 青空文庫
」「あちらが暗くなると、ぽかりぽかり光り出すと言って、……此家の料理方の才覚でしてね。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
とゞろ/\と踏鳴らしもしない、輕い靴の音も、其の筈で、ぽかりと帽子を脱ぐやうに角の生えた面を取つて、一寸壁の釘へ掛けた、顏を見ると、何と!
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
もともと悪意でないことは判っていたが、供の又蔵は主人を突き倒されたのと、相手が小身者の子供であるという軽侮とで、その子供の襟髪を引っ掴んでいきなりぽかりぽかりなぐりつけた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
枯れた根株の、眉間と水落ちに相当する高さの個処へ小刀で三角の印をつけ、毎日毎日、ぽかりぽかりと殴りつけた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
とたんにぽかりと眉間を殴る。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
廻りめぐっている水車の十六枚の板の舌を、順々にぽかりぽかりと殴るのである。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
作例 · 標準
授業中に居眠りをしていたら、先生に頭をぽかりと叩かれて目が覚めた。
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いたずらっ子の弟が、兄の頭を後ろからスリッパでぽかりと叩いて逃げていった。
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空から落ちてきた小さな木の実が、ちょうど私の頭にぽかりと当たった。
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標準
openmouthed
作例 · 標準
マジシャンの鮮やかな手品を目の当たりにして、観客は皆ぽかりと口を開けて驚いていた。
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都会から来た彼は、夜空に広がる満天の星空に感動して、しばらくぽかりと見惚れていた。
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予想外の結末に、映画館を出る人々の表情は一様にぽかりと呆気に取られていた。
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標準
vacantly
作例 · 標準
青空に真っ白な入道雲がぽかりと一つ浮かんでいるのを見て、夏が来たと実感した。
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仕事の合間に窓の外を眺めると、遠くの海に小さな小舟がぽかりと浮かんでいた。
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疲れた心に、昔の楽しかった思い出がぽかりと浮かんできて、少しだけ救われた気がした。
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標準
gaping (of a hole, etc.)
作例 · 標準
道路の真ん中に陥没による穴がぽかりと開いており、周囲は通行止めになっていた。
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壁に打ち付けていた釘を抜いたら、そこだけ黒い穴がぽかりと残ってしまった。
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森の奥へ進むと、巨大な岩肌に洞窟の入り口がぽかりと口を開けて待っていた。
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