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碌々

ろくろく
副詞
1
標準
(not) well
文例 · 用例
ゆうべは碌々に眠らなかったお徳は、早朝から店をあけて亭主の帰るのを待っていたが、藤吉はやはりその姿をみせなかった。
むらさき鯉 半七捕物帳 青空文庫
七之助はまるで気抜けがしたようにぼんやりとして、隅の方に小さくなっているばかりで碌々口も利かなかった。
猫騒動 半七捕物帳 青空文庫
わたし達が子供のときに何か取留めのない化物話などを始めると、叔父はいつでも苦い顏をして碌々に相手にもなつて呉れなかつた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
小幡はお春を賺して色々に問ひ糺したが、年弱の三つでは碌々に口もまはらないので些つとも要領を得なかつた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
後悔と心配とでお道も碌々に眠られなかつた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
かずかず列べられた見事な御料理にも彼女は碌々箸をつけなかった。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
まげて御承知くださるように重ねておねがい申します」「娘はゆうべ帰りまして、それからなんだか気分が悪いとか申して、きょうも一日|臥って居りますので、まだ碌々に相談いたす暇もございませんで……」 お亀は一寸|遁れの口上で、なんとか此の場を切り抜けるつもりらしかったが、相手はなかなか承知しなかった。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
……余子碌々……おいおい貴様たちは何んとか物をいえよ、俺にばかりしゃべらしておかずに……園、貴様惚れろ。
有島武郎 星座 青空文庫
作例 · 標準
若い頃は遊び呆けて、碌々勉強もしなかったことを今になって後悔している。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は口ばかりで、碌々に働きもせず、親に頼ってばかりいる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
一日中家にいたのに、結局、碌なこともせずに終わってしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
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