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猛然

もうぜん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
fiercely
文例 · 用例
この薑、口|疼く 男は、叫ぶと猛然、女の代りに鹿に飛びかかって、毛深く逞しい拳を振り上げて、丁々と撃った。
岡本かの子 富士 青空文庫
」 と、彼女は云うと猛然と私におどりかかって、銀色の唾液のなかで二枚の褪紅色の破片が格闘をはじめた。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
思えば、寒雀もずいぶんしばらく食べなかったな、と悶えても、猛然とそれを頬張る蛮勇は無いのである。
太宰治 チャンス 青空文庫
晝間あのお春が納戸に絲を繰つて居る姿を猛然と思出すと、矢張り啼留まぬ猫の其の聲が、豫ての馴染でよく知つた、お春が撫擦つて可愛がつた黒と云ふ猫の聲に寸分違はぬ。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
嫁御もあらば喜ばう……近所も可し、と雪にも月にも姿らしい其の門の橋を渡懸けたが、忽ち猛然として思へらく、敷金の用意もなく、大晦日近くだし、がつたり三兩と、乃ち去る。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
「あれえ、」 叫ぶに応じて少年は、再び猛然として顕れたが、宙を飛んで躍りかかった。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
猛犬稻妻は猛然として其手に噛み付いた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
此大騷動の後は、猛獸も我等の手並を恐れてか、容易に近づかない、それでも此處を立去るではなく、四五間を距てゝ遠卷に鐵檻の車を取圍きつゝ、猛然と吼えて居る。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
作例 · 標準
犬は侵入者に向かって猛然と吠えかかった。
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彼女は猛然たる勢いで反論し、周囲を圧倒した。
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ライオンは獲物に猛然と襲いかかった。
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