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治政

ちせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
なかんずくヘルンを最も悲しませたのは、盆踊等の農村行事や風俗やが、明治政府によって禁圧されたことから、自然に衰褪して来ることだった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
治政府になツてからも、久しくお役人の大頭に加へられてゐて、頭は古いが馬鹿でなかツたので、一度は歐羅巴駐剳の公使になツたこともある。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
口津村の甚右衛門は、嘗つて有馬氏の治政時代に在った古城の原を無二の割拠地として勧め、衆みな之に同じたから、いよいよ古城を修復して立籠る事になった。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
とにかく、幕府はすぐ瓦解して了い、明治政府は成立|間際の事なので、この戦争についても、戦記の正確なものが乏しいのは、遺憾である。
菊池寛 鳥羽伏見の戦 青空文庫
が、この廃藩置県をはじめ、廃刀令、徴兵令その他明治政府の革新政策に対する武士階級の不平不満が、やがて、西南戦争その他の変乱となつて、勃発してゐるわけである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
が、この征韓論の決裂に依つて、多くの反対勢力を野に放つた明治政府は、爾後数年間、苦難の道を歩まねばならなかつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
現在でも、学生間では、歴史的人物としては、第一に人気があると云はれる西郷隆盛の、生前に於ける大衆の輿望は想見すべきで、その西郷を魁首とした薩軍の蹶起は、明治政府にとつては、現在の我々が想像する以上の危機であつたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
が、大久保を中心とする政府は、よくその措置を誤らず、徹底的に之を鎮定して、明治政府の基礎を確立すると共に、新興日本から不平分子を一掃したのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫