パッ
パッ
感動詞頻度ランク #6923 · 青空 1901 例
標準
poof
文例 · 用例
雪の下からは蒼黯い偃松が、杉菜ほどに小さく見えて、黄花石楠花は、白花石楠花に交って、その間にちらほらしている、一団の霧が槍へ吹っ懸けて、白い烟をパッと立てるので、一時は姿を没したが、又穂先だけ鋭く突き出す。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
天幕が霧の中に、小さくぼんやり見える、四ツ柱に、油紙がぺらぺらとして、田舎の卵塔場のようだ、今まで、あそこに寝ていたのか知ら……この霧と雨の中を、たった紙一枚の下に……火光がパッとさす、霧の水球が、美しい紫陽花色に輝いたかとおもうと、消えた。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
印度の何とか称する貴族で、デッキパッセンジャーとして、アメリカに哲学を研究に行くと云う、青年に貰った、ゴンドラの形と金色を持った、私の足に合わない靴。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
それはそれは名状し難い速さで廻っているかと思うと急に花火の開いたようにパッと散乱してそのまた一つ一つの片が廻転しながら縦横に飛び違う。
— 寺田寅彦 『赤』 青空文庫
血の色はますます濃くなって再び真黒になったと思うとまたパッと明るくなって赤いものが廻りはじめる。
— 寺田寅彦 『赤』 青空文庫
パッションが起らないからねえ」「パッションって何だい」「パッションかい。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
パッションとやらが起らずに、ほとんど生涯勤めて来た座敷の数々、相手の数々が思い泛べられた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
パッシー通りで夫婦|揃って食料品店で働き抜いた五十五、六の男の自然に枯れた声も秋風のなかにふさわしい。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
作例 · 標準
「え、もう終わり?パッ!て感じだったね。」と彼は驚いた。
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まるで魔法のように、パッと花火が夜空に咲いた。
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「パッ」と消えるように、彼は人混みの中に姿を消した。
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